
重度知的障害と診断された「ぼんちょ」を妊娠していた時期と出産の話をブログにまとめてみます。
重度知的障害と診断された「ぼんちょ」を産んだ母親「パトまめ」の妊娠や出産についてブログにまとめます。
妊娠や出産のことって少々デリケートなお話ですよね。
今回は私みずから妊娠期や出産がどうであったか、実際に人からよく聞かれた質問や経験をもとにQ&A形式でわかりやすくお伝えします。
生まれた子どもが重度知的障害児!?妊娠中や出産に何か変わったことがあったか?
生まれた子どもに障害があると、妊娠中や出産の時に何かあったのでは?と想像する人が世の中にはいます。
もちろん、妊娠中や出産中の事故等によって何か障害が発生することはあるかもしれません。
ですが、結論からお伝えしますと、後に重度知的障害と診断される「ぼんちょ」については、妊娠中わかる範囲内では、特に問題はありませんでした。
また、出産する前後についても、特に変わったことはありませんでした。



生まれた子どもが重度知的障害児だった場合の妊娠や出産にまつわるQ&A
過去にパトまめが友人・知人たちから投げかけられた質問を記しておきます。
- 妊娠中に何か病気にかかった?
- 妊娠中に切迫早産があったとか?
- 妊娠中にお医者さんから赤ちゃんの発育について何か言われたことある?
- ご主人、高齢?
- 親戚に障害のある人が?
- 難産?
- 生まれた時、低体重や早産だった?

質問を並べてみてもわかるように、子どもが重度知的障害であるからには何か理由があるのでは?と気になる人もいるみたいです。
これらの問いについて実際にどうだったのか、お答えします。
- Q妊娠中に何か病気にかかった?
- Aパトまめ
妊娠3ヶ月の頃、咳がひどい風邪を引いたくらいかな。薬はいっさい飲んでいません。つわりはありましたが、ひどい貧血や高血圧、体重の異常な増加等も見られず妊婦としては健康だったと思います。
- Q妊娠中に切迫早産があったとか?
- Aパトまめ
無いですね。
- Q妊娠中にお医者さんから赤ちゃんの発育について何か言われたことある?
- Aパトまめ
これも無いですね。妊婦健診は毎回順調に育ってるとしか言われませんでしたし逆子とかでもありませんでした。
- Qご主人、高齢?
- Aパトまめ
パトまめと夫は同級生。ぼんちょはパトまめが28歳の時に生まれた子どもです。
- Q親戚に障害のある人が・・・?
- Aパトまめ
わかる範囲で親戚に知的障害や発達障害の診断を受けている人もいません。さすがに江戸時代とかの先祖のことまではわからない・・・
- Q難産?
- Aパトまめ
分娩所用時間は約5時間でした。ぼんちょ兄の時と比べても主治医にお腹を押されることもなくスルッと出てきたイメージです(痛かったけどね)。
- Q生まれた時、低体重?早産?
- Aパトまめ
2850g・・・平均的!!!
37週5日で生まれているから少し早めではあったけど正常の範囲内です。
回答を見てもわかるように、わかる範囲では何の問題もない妊娠・出産でした。

重度知的障害児が生まれた時の実際の出産記録を公開!
重度知的障害「ぼんちょ」の出産時の記録をまとめます。
切迫早産や早産はありませんでしたが、予定日よりは早い出産でした。
37週5日で、ぼんちょ、この世に爆誕★

ちなみに妊娠22週0日から妊娠36週6日までの出産が早産。あと6日早く生まれてたら早産でした。(早産の定義参考:日本産科婦人科学会HPhttps://www.jsog.or.jp/citizen/5708/)
出産の内容は次のとおりでした。
生まれた時間 | 朝方5時前 |
分娩所要時間 | 5時間15分 |
出産の評価 | 正常分娩・出血量は中量 |
生まれた時間は朝方5時前。分娩所要時間は5時間15分。
ぼんちょが生まれた時の状態は次のとおり。
体重 | 2850g |
身長 | 48cm |
頭囲 | 33.5cm |
なんていうか・・・すごく平均的ぃぃぃ!
そして先天性代謝異常症等のスクリーニングの結果も全て正常という結果でした。
母乳の飲みっぷりも良好です。
周りの家族が協力的だった上に2回目の出産ということもあり、パトまめも要領がわかっていて穏やかな気持ちで新生児期の育児ができていたと当時を振り返ることができます。
思い返してみても、出産についても特に思い当たる問題点はありませんでした。



まとめ
重度知的障害と診断された「ぼんちょ」を産んだ母親「パトまめ」の妊娠や出産についてブログにまとめました。
今回紹介した妊娠や出産の話は、私パトまめ自身の話です。
少なくとも、パトまめの妊娠中と出産時には明らかな問題はありませんでした。
つまり、はっきりとわかる理由がなくても重度知的障害の子は生まれる可能性がある・・・ということですね。
ぼんちょが知的障害であると分かった時、自分の妊娠・出産を振り返って「何か自分で気づかないうちに、赤ちゃんに影響を与えるようなことをしてしまったのだろうか」と、自問自答しました。
ですが、主治医にはっきりと「知的障害の原因はわかる時もあるけれど、多くはまだまだ解明されていなくて原因がわからないこともある」と言われたのを機に、考えても仕方がないなと思うようになりました。
先天的に障害のある子どもが生まれることは、どんな人にでも起こりえるというのがパトまめの考えです。
そして、後天的に障害を負うことも、もちろんどんな人にでも起こりえます。
- 誰でも障害を持ち得ること
- 誰でも障害のある人の家族になり得ること
このことが社会でもっと理解されることを、ひとりの人間として願います。
この記事は、重度知的障害と診断されたぼんちょのことをもとに、あくまで一つの事例として作成しております。
何かお気づきの点がありましたらお問い合わせよりお知らせください。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!