
重度知的障害児ぼんちょを含めた家族4人で大阪・関西万博に行きました。行って良かったパビリオンや難しかったパビリオンについてブログにまとめます。
重度知的障害児ぼんちょと一緒に8月の3日間で大阪・関西万博へ行きました。実際に行ったパビリオンの感想をブログにまとめます。
夫(アラフォー) | 運転手。協力的。暑いの苦手。 |
パトまめ(アラフォー) | 万博旅行の計画者。 |
ぼんちょ兄(小4) | 大きい音・先が予見できないことが苦手。 |
ぼんちょ(小2・重度知的障害) | じっとするのが難しい。 ルールを守るのが難しい。 奇声あり。 |
障害児がいる1つの家族の体験記として記録に残します。
大阪・関西万博の閉幕まであと少しです。同じようなご家庭で9月・10月に万博へ行く予定がある方が読んでくださっているとすればお役に立てることがあれば幸いです。


重度知的障害児と行った大阪・関西万博|入館したパビリオンや観覧したショーは?
重度知的障害児ぼんちょが大阪・関西万博で入館したパビリオンと観覧したショーを紹介します。
入館したパビリオンは?
ぼんちょが療育手帳を持っているため優先入場できるパビリオンもあり、3日間で19の建物に入ることができました。優先入場できるとしても、混んでいなくて通常の列に並んで入ったパビリオンや抽選や事前・当日予約で予約できたパビリオンもありました。
- 日本館(9時過ぎに当日予約成功)
- 三菱未来館(当日予約なし)
- 電力館 可能性のたまごたち(2ヶ月前抽選当選)
- パナソニックグループパビリオン「ノモの国」(2ヶ月前抽選当選)
- 未来の都市パビリオン(3日前予約したけど予約時間外に入館)
- 夜の地球(予約なし)
- 北欧館(普通に入場)
- アメリカパビリオン(優先入場)
- イタリアパビリオン(優先入場40分待ち)
- オマーンパビリオン(普通に入場)
- クウェートパビリオン(優先入場)
- シンガポールパビリオン(優先入場)
- セルビア共和国パビリオン(優先入場)
- ハンガリーパビリオン(優先入場)
- フランスパビリオン(優先入場)
- ポーランドパビリオン(普通に入場)
- フィリピンパビリオン(優先入場)
- ポルトガルパビリオン(普通に入場)
- コモンズA(普通に入場)
観覧したショーは?
- アオと夜の虹のパレード(2ヶ月前抽選で予約席当選)
- ミニ花火(夏休み期間だったため)
- One World, One Planet(ドローンショー)
アオと夜の虹のパレードは、2ヶ月前抽選で予約席が当選していました。
予約席でも通常の予約席は立ち見になる可能性があります。家族に障害児がいてバギーを持って参加する場合は車椅子専用席を予約するのがおすすめでした。
アオと夜の虹のパレードは予約をすると正面が確約されます。
ミニ花火はアオと夜の虹のパレードの直後に、そのまま予約席で見ました。
ですが、ミニ花火とドローンショーは正面でなくても万博会場の海側にいれば、だいたいの位置から見えそうでした。
重度知的障害児と行った大阪・関西万博|重度知的障害児ぼんちょにとって難しかった場面は?
物を持ち歩いて参加するパビリオン

電力館 可能性のたまごたちとパナソニックグループパビリオン「ノモの国」は、両方とも子どもが楽しめるという前情報をもとに2ヶ月前に予約したパビリオンでした。
電力館 可能性のたまごたち | 1人1個卵を首にかけて持ち歩き、卵を置くとミニゲームに挑戦できる |
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」 | 1人1個結晶を持ち歩き、結晶をタッチする |
ぼんちょはアイテムを持つことを嫌がり、結局卵も結晶も返却しました。
ただ、バギーに乗ったまま中の展示を見るのは楽しかったみたいで、特に「ノモの国」は音や光の刺激に喜んでいました。

静かにしなければならない場面

ハンガリーパビリオンは一番最後に女性の生演奏があります。贅沢すぎる素晴らしい演奏でした。もう一度聴きたくなるくらい。
ですが、神聖でしんとした空間に度肝抜かれました・・・ぼんちょを連れて入ってしまったことを後悔するくらいに。
演奏を楽しみに並んでハンガリーパビリオンに入った人たちのことを考えると、
絶対に奇声を出させるわけにはいかない(滝汗)。
演奏中、夫がぼんちょに声を出させまいと気を配ってくれました。結果として人の迷惑にならずに済んで胸を撫で下ろしました。運やタイミングが良かったとしか言えません。
演奏が本当に素晴らしかったのと、パビリオン内のすずらんの香りが心地よく素敵なパビリオンです。
ですが、静かにすることが難しい場合にはおすすめできません。

そして油断したのは「アオと夜の虹のパレード」。
屋外ですし、ショーの音自体が大きいから問題ないだろうと思っていました。
大きい音とキラキラした光・・・ぼんちょは大好きです。途中から
大興奮(滝汗)。
大きい音・にぎやかな音の後にシーンとした場面が入ります。
その時に興奮が収まらず笑いと声が止まらない・・・。
テンションがハイになってしまった後の切り替えに苦労しました。
私たち家族にとっても初めての万博です。家族であってもぼんちょの反応や行動をすべて予測できるわけではありません。ですが、その場所にいる他の人にとってもこの瞬間は一度きりのもの。そう考えると、他の人の迷惑になることは避けなければなりません。
「アオと夜の虹のパレード」は屋外なので、スルメを噛ませてその場をしのぎました。
ぼんちょの反応や行動を予測しきれていなかったことは家族としては反省点です。でも、笑いや声が出るほど、ぼんちょにとっては楽しい瞬間だったようです。
重度知的障害児と行った大阪・関西万博|重度知的障害児ぼんちょが落ち着いて楽しめたパビリオンやショーは?
重度知的障害児ぼんちょが落ち着いて楽しめたパビリオンやショーを紹介します。
ただし、パビリオンの内容や形態のおかげなのか、たまたまご機嫌な時間帯だったのか判断が難しいです。いろいろな環境に左右される子なので。
クウェートパビリオン
クウェートパビリオンはXのお友達からおすすめされ、自分でも内容を調べて行ってみたいと思ったパビリオンの1つ。外のスタッフに尋ねると優先入場させてもらうことができました。たくさんの人が並んでいて人気な海外パビリオンであることが一目でわかりました。
- 最初の部屋の真ん中の球体でクウェートを紹介する映像を見る
- 自由に触って学べる展示
- 砂漠のような椅子に転んで天井のスクリーンの映像を見る
ぼんちょは万博3日間を通して、パビリオン内で体験することはほとんど難しく、見て楽しむことが多かったです。ですが、クウェートパビリオンは唯一自分から触って楽しんだパビリオンでした。何を触ったかというと・・・
ハンドル。

ハンドルを回すとクウェートの出来事が年代ごとに表示される仕掛けがありました。ぼんちょは意味はわからず回していたと思います。
思わず触ってみたくなる仕掛けがあることもクウェートパビリオンが人気な理由の1つなんでしょうね。
ぼんちょ兄は砂の宝探しが楽しかったみたいで、得意げに土器(?)のようなお宝を掘り起こしていました。

そして最後の部屋で、ぼんちょはバギーから大喜びで天井に映る星の映像を見ました。私、夫、ぼんちょ兄は寝転がって見ました。「なんとか万博に来られてよかったな・・・」と、星空を見ながらちょっと涙が出そうでした。家族全員が満足できたパビリオンです。

オマーンパビリオン

オマーンパビリオンは万博2日目の午後になんとなく入ってみた海外パビリオンです。それほど並んでいなかったので優先入場せず、そのまま列に並んで入りました。
- 最初の部屋でプロジェクションマッピング
- 椅子に座ってシアター
オマーンパビリオンは水がテーマでした。最初の部屋では壁・天井・床に映像が現れます。特に床に水のような映像が現れたのがぼんちょの好みだったようで、しっかり注目できていました。
2つ目の部屋ではオマーンについて映像で紹介があり、どんな国なのかが視覚的にわかりやすくて良かったです。
ぼんちょ兄は、万博3日間通して映像展示が苦手そうでした。何が出てくるか、どんな音が聞こえるか予測がしづらいため不安な気持ちになることが多かったようです。ですが、オマーンパビリオンではリラックスしていました。

私は出口のテイクアウトできるカフェでデーツが入った焼き菓子を購入!夜ホテルで食べましたが美味しかったです。

三菱未来館
三菱未来館は万博2日目の朝一番に予約無しで入れた民間パビリオンです。
- オープニングの映像(立ったままシアター)
- 椅子に座って本編(火星探検)の映像
このパビリオンは立ったままシアターで説明があり、そのあと乗り物に乗って深海や火星まで行って生き物の命の源を探すという構成で、椅子に座ってシアターを見るという流れでした。
朝一番だったからなのか、ぼんちょはとても落ち着いていてバギーなしで椅子に座って最後まで興味深そうに映像を見ることができていました。椅子ありだとこんなにじっとしてられるの?とちょっと感動。
反対にぼんちょ兄は臨場感がありすぎる映像の刺激で少し目が疲れたみたいです。さらに、椅子が動くのではないか、大きい音がするのではないかとちょっとドキドキしている感じで最後まで若干不安そうでした。
ぼんちょは逆に動きのある映像に目を奪われて集中している様子がありました。絶対に内容はわかっていない・・・ですが綺麗な映像を見て何か感じていたと思います。
私も「海底から生物の命が始まった!?そうなんだ!?」と映像に入り込んで楽しめました。
動き回りたい、椅子に座るのが難しいお子さんには向かないパビリオンではあると思います。ですが、惹きつける映像であるのは間違いないので、椅子があればじっとできるお子さんは楽しめるかもしれません。
ミニ花火

夏休み中に万博へ行ったので、20時前からミニ花火がありました。
密な人混みに行くのがぼんちょは難しく、お祭りにはなかなか行けないため、今年初めての打ち上げ花火でした。今年どころか、これまでも片手で足りるほどしか花火を見た経験がありません。
ぼんちょ大喜び!
花火そんなに好きだったのね!?
万博のおかげで知ることができました。
ちなみにぼんちょ兄は・・・花火=火=危険なので、「近すぎる」と言いながらちょっとビビりながら見ていました。

兄弟で感覚が全然違うので、パビリオンの反応・好みもバラバラでした。
重度知的障害児と行った大阪・関西万博|大きい音が苦手な小学4年生が楽しめたのは体験多めなパビリオン!
万博で改めて認識したことは、ぼんちょ兄の感覚の特性です。
普通の生活では支障がなかったため気に留めていなかったのですが、万博では耳を塞ぐ場面がとても多かったです。
特に次の条件で苦痛が大きいようでした。
- 視覚的な強い刺激(光や炎)と大きい音が合わさった時
- 次にどんなことが起こるのか、いつ終わるかの先の見通しが持てない時
いつもとは違う慣れていない場所での大きい音や視覚的な刺激がしんどかったようです。
今後、家族でテーマパークなどに行く時には、ぼんちょ兄がより安心して楽しめるように次のことを実践していきたいです。
事前に内容を調べて不安を和らげる
苦手な刺激を回避する
そんなぼんちょ兄が楽しめた体験メインのパビリオンを紹介します。
セルビアパビリオン
セルビアパビリオンは優先入場させていただきエレベーターを利用して中に入りました。
- 最初に説明(ビー玉は1人1回にしてねという内容)あり
- すべて自由に体験して回るタイプ

セルビアパビリオンは遊びがテーマ。
ぼんちょ兄はビー玉転がしの展示に夢中。本物のビー玉を入れると途中からアニメーションに変わり、最後に本物のビー玉に戻って出てくるという仕掛けでした。大人も見入ってしまいビー玉をずっと目で追いかけていました。
もう1つ、自分のキャラクターを作れるコーナーにもハマりました。「髪」「目」などパーツを好きに選んで出来上がったキャラクターがスクリーンに映し出されます。後ろに並んでいる人がいなかったので、ぼんちょ兄は自分のキャラとぼんちょのキャラを作ってくれました。

最後スタンプを押すところに置かれたビー玉を1つ持ち帰ることができてそれも嬉しかったようです。
ポーランドパビリオン
ポーランドパビリオンは空いていたので優先ではなく通常の列に加わって入りました。中に入って全体説明を聞いてからエレベーターで体験できる部屋に移動しました。
- すべて自由に体験して回るタイプ
- おしゃれ!!!
ポーランドパビリオンのテーマは創造。
薄暗いパビリオンが多い中、ポーランドパビリオンは明るめ。ぼんちょ兄にとっては安心して楽しめたようです。
最初にタッチパネルで自分の理想のハーブを作るコーナーがありました。
カードをめくると「親切」「知恵」というような言葉が出てきます。自分がピンとくる言葉を選びハーブを作るというものでした。
体験しているとぼんちょ兄から「この言葉どういう意味?」と聞かれました。言葉の意味を考えながら選べていました。
ポーランドパビリオンは展示がおしゃれ。
そして現地スタッフさんが美しすぎてびっくりしました(パトまめの感想)。
万博から帰ってきて、ぼんちょ兄は祖母からもらった「世界へのDOOR―世界の国々イラストマップ」でポーランドについて調べていました。
「え!ポーランドって戦争で人口の5分の1の人が亡くなったって書いてあるよ。かわいそう・・・」
ポーランドパビリオンで見たものとポーランドの過去の歴史とのギャップにとても衝撃を受けていました。ぼんちょ兄にとっては万博が他の国の歴史や文化を知るきっかけになりました。

「世界へのDOOR―世界の国々イラストマップ」を使って入ったパビリオンの国の情報を調べて自主学習していました。「クウェートは海水から飲める水作るんだって!」などと知ったことを私にも教えてくれました。
シンガポールパビリオン
シンガポールパビリオンはエレベーターで優先入場しました。たまたま目について入ったパビリオンだったのですが、家族みんなが大満足のパビリオンでした。
- すべて自由に体験して回るタイプ
- タッチパネルで自分の夢・願いを描くと素敵な映像と共に天井に映し出される
シンガポールパビリオンのテーマは夢。
実は内容を事前に把握せずに入ったのですが、雰囲気がディズニーのアトラクションみたい(個人の感想です)。

メインは自分の夢を描いて空に飛ばす体験。描いた夢を両手ですくいあげて空に送るという演出がとても素敵でした。行ってよかったなと思えるパビリオンです。
電力館
電力館は2ヶ月前抽選で当たって予約できました。
- 最初に立ったまま映像で説明あり。
- 卵を持ってミニゲーム
最初にいろんな色に光る卵の中から好きな卵を選びます。
好きなミニゲームに挑戦して卵にエネルギーを貯めるのが電力館のメインイベント。
ゲームはたくさんあり、どれもエネルギーを生み出すというコンセプトのゲームでした。
ぼんちょ兄は、赤と青の核を手で集めて融合させてエネルギーを生み出した得点を競うゲームや、ポンプを押して空気の熱を送り込んでエネルギーを生み出すゲームなどに挑戦。

ゲームをしてエネルギーが溜まると卵が点滅して光るのですが、ぼんちょ兄の卵は不具合でいくらミニゲームをしても光らず。それには少し不満そうでしたが、ゲーム自体はとても楽しんでいて満喫していました。
出口に電力館限定のガチャガチャもあって記念に1回挑戦して電力館のエコバッグをゲット。パトまめが愛用しています。
重度知的障害児と行った大阪・関西万博|大人が感動したもの
夜の地球を見れてよかった!

「夜の地球!?何それ?」と気になって入ってみた展示。行ったときは全く並んでおらずすぐに入ることができました。
ここに展示されているのは輪島塗りの地球。
能登半島地震で無傷だったそうです。
輪島塗りといえば器のイメージしかありませんでした。
こんなに大きな地球儀を作ることができるなんて・・・一体どうやって!?と感動して見入ってしまいました。
漆黒のどこまでも深い黒に金色で大陸が施されていました。
黒も金もどこまでも美しく圧巻でした。
ドローンショーすごすぎる

夫が感動していたのは「ドローンショー」。
1000機のドローンで絵や文字、QRコードまで空に描かれる様子がすごすぎて、私は口をぽかーんと開けたまま空を見上げていました。
プログラミングされていることはわかるのだけれど、
「1機くらい違うことするマイノリティーは現れないのか!?」
「風でちょっとズレるとかないのか!?」
なんて心の中でツッコミを入れながら私は見ていました。
最後にドローンで作られたQRコードが出た時に夫から「うわ、これすご!」と思わず言葉が漏れていました。「技術のすごさ」を実感できます。万博で必見のショーですね。
開始時間が21時ごろで、普段ならぼんちょは寝ているため「体力がもつのか!?」と心配しましたが、家族みんなで見ることできてよかったです。

重度知的障害児と行った大阪・関西万博|パビリオンやショー以外の楽しみは?
万博でパビリオンやショーをたくさん見ることができれば嬉しいです。
ですが、実際に万博へ行ってみると、パビリオン以外の見どころ・楽しめることがありました。
意外と我が家の子どもたちはパビリオンよりも他の部分に楽しみを見つけていました。
なので、たとえパビリオンに優先入場できるのだとしても、タイトすぎないスケジュールをおすすめします。
万博でパビリオンやショー以外に楽しめたことを紹介します。
大屋根リング
ぼんちょもぼんちょ兄も結局のところ「大屋根リング」が好きそうでした。
特にぼんちょ兄は「上を歩きたい!」と希望。
この炎天下で上を歩くの!?
って正直思いました。ですがリクエストにお答えして半周ほど歩いてみました。すると意外と風が吹くので暑さに耐えられることが判明。
大屋根リングの上は芝生があるからか見た目的にも爽やか。気持ちよかったです。
ぼんちょもエレベーターで登ったり降りたりするのが嬉しくて大屋根リングはルンルンでした。(ちなみに1回エレベーターの非常ボタン、静止間に合わず。やられました。お騒がせしてすみませんでした・・・)

どんなパビリオンよりも、なんだかんだ大屋根リングを家族で歩いたことが振り返ると印象に残っているかもしれません。
願わくば、家族みんなで大屋根リングをもう一度歩きたいです。
ミャクミャクグッズ
ぼんちょ兄に事前に「万博でしたいこと」を尋ねました。その答えは
「ミャクミャクのぬいぐるみがほしい!」
ミャクミャクのぬいぐるみかぁ・・・人いっぱいいるわけだしスムーズに買えるのかなぁ・・・と心配していましたが、余裕で買えました。
大屋根リングの下を歩いていると、いたるところでミャクミャクグッズやお土産が販売されています。そんなに並ぶこともなかったです。
私も子どもの頃は、どこに旅行に行ったとしてもお土産物屋さんを見るのが一番好きだったな〜と、ミャクミャクグッズを吟味するぼんちょ兄を見ながら思い出しました。

万博ごはん
実際に万博に行くまでは、会場内で食料調達するのは難しいと思っていました。ところが行った日にちが良かったのか?困ることなく会場内で購入して食べることができました。
- マレーシアパビリオンのミーゴレン(やきそば)・カレー
- 日本館近くのキッチンカーでたこ焼き・塩焼きそば・かき氷
- リングサイドマーケットプレイス東でドイツ料理・トルコ料理
- らぽっぽの大学芋添えかき氷とさつまいもチップス
- 月化粧の伊右衛門グリーンティーと関西風クリームあんみつ
- くら寿司
めちゃくちゃ食べました!しっかり歩くし暑いしで、途中で何度もスイーツが食べたくなりました。らぽっぽと月化粧でプチ休憩できたのはエネルギーチャージできて良かったです。
ご飯はリングサイドマーケットプレイス東で食べたご飯がおいしかったです。
ドイツ料理のお店とトルコ料理のお店が並んでいて、それぞれのお店で注文して外のイートスペースに座って食べました。
特にトルコ料理のケバブの横に添えられたご飯は塩味があって、ぼんちょ兄が「塩むすびみたい〜」とお気に入りでした。ぼんちょはお肉にポテトにむしゃむしゃ食べていました。

そして、くら寿司。
30日前にEPARKから予約に成功したので行くことができました。子どもたちは寿司ばかりになるかな?と思いきや、ぼんちょ兄がみずから海外メニューにも挑戦しました。

万博のおかげで普段あまり食べられない料理を楽しむことができました。
e Mover

万博会場で東側から西側へ大移動するときに乗車しました。
夏休みでスクールバスもご無沙汰だったぼんちょが大喜び!バギーなので、そのまま乗せてもらいました。
e Moverに乗って面白かったのは、運転手さん。
1回しか乗っていないのでたまたまなのか、運転手さんはみんなそうなのかよくわからないけれど、
万博事情についてめっちゃしゃべる。
走りながら見えるものについて説明してくれるのはもちろん、数日前に某芸能人が皆さんと同じように乗ったよ〜などと言いながら運転手をしつつガイドも担当。
快適に大移動できる
運転手さんの話も面白い
子どもたちも喜ぶ
e Mover、乗って良かったです。
乗車料金は1人400円ですが療育手帳の提示でぼんちょは無料でした。



まとめ
重度知的障害児ぼんちょを含む家族4人で大阪・関西万博へ実際に行った経験からパビリオンやショーの感想をブログにまとめました。
重度知的障害児ぼんちょは、パビリオンやショーを楽しむのに難しい場面もありました。また、障害の有無に関わらず子どもの不安を取り除いて楽しんでもらうのに、パビリオンやショーの内容を事前に知っておくことは役立ちます。
特に、自分のペースで回ることができる展示なのかどうかを知っておくと見通しが立ちやすいです。
我が子たちが楽しめたパビリオンについて紹介はしてみましたが、お子さんのタイプ・特性によって楽しめるパビリオンは違います。なので、ネタバレになってしまいますが、子ども中心で考えると親は内容をしっかりリサーチしておいた方が不安を回避できます。
またパビリオンに入ることができなくても万博を楽しむ方法はあります。
たとえ思い通りのスケジュールにならなかったとしても、万博には楽しめることがたくさんありますよ。
これからもし万博に行かれる方が読んでくださっているようでしたら、楽しい旅になりますよう願っています。。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!