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【特別支援学校1年生】国語や算数ではどんなことに取り組む?

eyecatch 特別支援学校の生活
特別支援学校の生活
パトまめ
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特別支援学校にも国語や算数はあります。小学校とは何がちがうでしょうか?

この記事はこんな人におすすめ
  • 入学前(就学前)で特別支援学校での勉強内容が知りたい
  • 特別支援学校に通っていて他の子がどんなことをしているか知りたい

私も特別支援学校入学前は

「支援学校って一体どんな勉強をするんだろう?」

とイメージが湧きませんでした。
今回は特に小学校でも単元としてある「国語」「算数」が支援学校ではどのような内容で実施されているのか、ぼんちょの経験を一例としてお伝えします。

就学前で特別支援学校での生活が知りたい
支援学校に通っているけれど他の子がどんな取り組みをしているのか知りたい

という人の参考になれば幸いです。

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特別支援学校の「国語」

ぼんちょが特別支援学校1年生の「国語」で取り組んだことを紹介します。

自分の名前に反応できる

  • 関わりの中で名前を呼ぶ
  • 名前を呼ぶ距離を離していく
  • いろんな先生・友達に名前を呼んでもらう

小学1年生の国語で自分の名前!?

と思われた人もいるかも知れません。
ですが、重度知的障害と診断を受けているぼんちょは、入学時に完璧に名前がわかっているという自信も正直ありませんでした。

パトまめ
パトまめ

児童発達支援センター時代にも目標だったことはあるし、家でも呼んでいます。それでも、返事をするわけでもないので本当に自分の名前をわかっているかどうかはずっと確信を持てずにいます。

名前を呼ばれたらタッチして応じるなど、近い位置から自分の名前を聞いて反応することから始まりました。
名前を呼ばれても返事ができないため、名前呼びと同時に差し出される相手の手にタッチします。
最終的には名前を呼ばれるのが聞こえると、遠くの位置からでも振り返れることが増えました。

でもやっぱり確信は持てない・・・!

正直名前に反応してるのではなく手が差し出されたから合わせているだけでは・・・?
遠くから呼ばれて振り向くのも、名前というか先生の声(音)に反応しただけでは・・・?

そんな疑念は頭をよぎります。「本当にわかっているんだろうか・・・?」という疑念は、重度知的障害児を子育てする親にとってはあるあるです。

でも、確信が持てないからこそ繰り返し取り組むことが大切です。
自分の名前は人生の最後まで呼ばれます。

コミニュケーションに欠かせないものとして支援学校の国語で取り組みました。

絵本に興味を持つ

  • 読み聞かせに注目する
  • パネルシアターで登場人物に注目する
  • 劇遊びをする

支援学校入学式の日に教科書として配られたのは、

なんと絵本

ぼんちょの場合は、絵本を自分で読んだり見て楽しむことが難しいです。
そのため先生の読み聞かせで挿絵を見て楽しんだり、パネルシアターで登場人物のパネルを貼ったりすることで注目することができるようになりました。

また絵本の内容にちなんだ劇遊びを取り入れることで絵本の内容を感じることができました。

パトまめ
パトまめ

実は家では絵本に興味がないぼんちょ。それが学校では興味を持って注目できるようになりました。

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特別支援学校の「算数」

ぼんちょが特別支援学校1年生の「算数」で取り組んだことを紹介します。

同じ色や形の分類

  • 具体物を使っての分類

最初に赤・青・黄・緑の4原色のカードを正しい色のトレーに仕分ける課題をしていましたが、色ごとに分けるという課題の意図がわかりにくかったようです。

そこでレゴデュプロのブロックを使用して次の手順で分類を学びました。

ブロックを使用した分類課題
  1. 色も形もちがうブロックとの区別
  2. 色だけちがうブロックとの分類
  3. 形だけ違うブロックとの分類

ぼんちょにはこの方法が分かりやすかったようで完璧に分類できるようになっていきました。

1つずつ配る

  • お盆の上に1つずつおしぼりを置く

この課題を算数でやると聞いた時。

物を1箇所にまとめて集めたい特性のあるぼんちょが1つずつ配る(手放す)ことが果たしてできるのだろうか・・・

と心配になった記憶があります。
でも、これができるようになると、将来的にできる作業やお手伝いが増える可能性が高まります。

最初は難しかったようですが次の条件だと配ることできるようになりました。

  • 配らない方の手を先生とつなぐ
  • 1つずつ受け取ってお盆の上に置いていく

最終的には7枚のお盆1枚ずつの上に1つずつおしぼりを置くことができるようになりました。

パトまめ
パトまめ

「配る」「1つずつ入れる」ということは意外と役立ちます。通っている放課後等デイサービスでも、箱に1つずつお菓子を入れて売り物のお菓子セットを作る経験なんかもしました。

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まとめ

今回は特別支援学校の「国語」と「算数」で具体的にどんなことを学ぶのか紹介しました。

紹介したのは実際にぼんちょが特別支援学校の1年生の時に取り組んでいた経験です。
基本的に支援学校では個々の成長の状態に合わせて目標や取り組む課題が決まるため、必ずしも同じような内容をするとは限りません。

支援学校では個々に合わせて「できること」「できそうなこと」を取り入れて「国語」や「算数」の授業が行われています。

支援学校でどんな授業が行われているか知りたい方が読んでくださっていたら、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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最後まで読んでくださりありがとうございました!

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