
初めての特別支援学校の参観日、ぼんちょは大泣きでした。
初めての特別支援学校の参観日。子どもはきっとお父さんお母さんの姿を見て喜ぶことでしょう。
ですが、親は初めてで様子がわからなくて少しドキドキするかもしれませんね。
今回は支援学校に通うぼんちょの母パトまめが、実際に経験した初めての参観日を振り返りながら困ったことや参観日を通して親ができることなどをまとめます。
支援学校の参観日で大泣き・・・そのわけは?
親と一緒に帰れないことへの絶望
支援学校の参観日は、終了すると親だけが帰ります。
最初、ぼんちょはこのことを理解することが難しく、パトまめが帰宅後30分間泣き続けたと先生から報告がありました。
なぜ親と一緒に帰れないことにそんなにも絶望したのかというと、これまでは一緒に帰れていたからです。
ぼんちょが通う児童発達支援センターでは親子で参加するイベントでは終了すると親と一緒に帰る決まりになっていました。なので、親が来たら帰れるものだと見通しを持っていました。
支援学校に入学したばかりの子供にとって、これまでのルールが変わることは大きな不安を引き起こします。「なぜ親が先に帰るの?」という理解が難しい状況が、子供の心を一層揺さぶります。

ぼんちょだけでなく、多くの子が泣いていました。子供によっては「服を着替えたら」「荷物を片付けたら」帰ることができるとインプットされていて、自ら帰るための準備をする子もいました。
大泣きした後の先生のフォロー
ぼんちょの通う支援学校では、参観日の後には給食だったり自立活動室で遊ぶ時間だったり子どもたちにとって比較的楽しみなスケジュールを設定してくれているようでした。
ぼんちょも初めての参観日では30分泣いたそうですが、その時も先生がお気に入りのおもちゃやぼんちょが好きな活動に誘ってくれて何とか30分で泣きや見ました。

先生から「初めての参観日ですから当然です。これが2回、3回と繰り返していくごとにぼんちょ君の理解が進んで泣かなくなったり泣く時間が短くなっていくと良いですね」と励まされました。
支援学校の参観日で親ができること
親が参観日を見る場所はどこ?
参観日の保護者といえば、教室の後ろに横一列に並ぶあの光景を思い出す人がほとんどでしょう。
ぼんちょは母パトまめのことが大好き。
そんなぼんちょが教室内で母パトまめを見つけておとなしく座っていられるはずがありません。
そんなわけで、最初の参観日はぼんちょが座っている席の横にピッタリくっついていました。
私たち親子だけではなく、他の親子も同様でした。
また、外から見守る保護者もいます。
家族が見えてしまうとするべきことに集中できない子の場合は試してみても良いかもしれません。

1年生の時は8人クラスでした。そのうち半分が後ろで見守る。もう半分がピッタリくっついていました。要するに子どもの様子に合わせて見る場所は自由・・・という感じでした。
参観日の内容は?
支援学校の参観日は、基本的には日々取り組んでいることを学校生活を披露する機会です。
ぼんちょの学校の初めての参観日の内容は「朝の会をしよう」でした。
支援学校の参観日は1人1人に見せ場を作ってくれています。支援学校に入学して良かったことの1つです。
参観日を振り返って先生と作戦会議
- 参観日を見て成長が感じられたこと
- うまくいかなかったことが普段はできているか
参観日が終了したら、担任の先生に伝えるようにしていることです。
支援学校に入学して参観日を見るたびに、
「こんなことができるなんて意外!」
と驚いたことが何回もあります。
家庭で把握していなかった成長が見つかった場合は担任の先生に伝えています。そして、どのようにしてできるようになっていったかのプロセスも聞くようにしています。
また、参観日でうまくいかなかったことは普段の場面ではどんな様子かも聞くようにしています。
参観日ではわからなかった普段の様子がわかるので確認するのがおすすめです。
まとめ
特別支援学校の参観日は、子供の成長を実感できる貴重な機会です。
ですが、初めての参観日では、親子ともに戸惑いがあるかもしれません。
実際にぼんちょも最初は大泣きでしたが、回数を重ねるごとに支援学校の参観日について理解していき、次第に安心して参加できるようになりました。
また、この記事でご紹介したように支援学校の参観日で見たことをもとに、先生へ確認・相談をすることで子供にとっても親にとっても参観日が有意義な時間になります。
初めての参観日は、子どもの成長や様子を知れる大事な行事です。参観日を通して子供の成長が実感できます。
これから支援学校で初めての参観日を迎える方がいましたら参考になることがあれば幸いです。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!