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放課後等デイサービスを見学する時のポイントと質問リスト

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障害児と暮らすヒント

今回は、放課後等デイサービスを選ぶ時の情報収集方法と見学する時のポイントについて紹介します。

この記事わかること
  • 放課後等デイサービスを選ぶ時の情報収集方法
  • 放課後等デイサービスを見学する時のポイント

実際に放課後等デイサービスを利用しているぼんちょの経験をもとに説明していきます。

※放課後デイサービス契約・利用開始までのスケジュールを紹介したこちらの記事も参考にしてみてください↓

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放課後等デイサービスについての情報収集

いろいろな放課後当デイサービスの事業所の情報収集をするイメージ画

放課後等デイサービスの各事業所の様子や活動内容は見学に行くと一番よくわかります。

ですが、それ以外にも情報を収集する方法はあります。

情報収集方法
  • HPを調べる
  • SNSを探す
  • 実際に通っている先輩保護者から話を聞く

特に見学に行く前にHPやSNSはチェックしておくと、見学したときに質問することや見たいポイントをまとめておくのにも役立ちます。

また、地域に知的障害や発達障害のお子さんがいる家族の親の会などの集まりがあるのであれば、参加してみると先輩保護者からの情報が集まります。

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放課後等デイサービスを見学する前の準備

実際に放課後等デイサービスを検討するために、見学前に準備して良かったことを紹介します。

  • 見学前に家族で大切にしたいことを決めておく
  • 見たいこと質問したいことをリストアップしておく

見学前に家族で大切にしたいことを決めておく

大切にしたいことを書いたメモのイメージ画

放課後等デイサービスを利用するにあたって家族で大切にしたいことを決めてから見学することをおすすめします。

大切にしたいこと・優先したいことを3つくらい家族で決めておきましょう。

ぼんちょの家族の場合、大切にしたいことは次のとおりでした。

  • 集団よりも個の活動を大切にして本人のスキルを伸ばしてくれること
  • 将来のために楽しめる・集中できる作業や遊びを見つけられるような環境と活動があること
  • 職員に余裕があること

これは人によって違います。

もしかすると、両親が仕事をしている場合は、「送迎をしてくれること」が入るかもしれません。

人との関わりの面で支援が必要なお子さんの場合は、「集団での活動がプログラムに組み込まれていること」や「ソーシャルスキルを学ぶ場が設定されていること」などが入るかもしれません。

見学に行く前に、お子さんが利用するにあたって家族として何を重視するか考えておくと、そのために必要な放課後当デイサービス像が見えてきます。

見たいこと質問したいことをリストアップしておく

放課後等デイサービスを利用するにあたって家族で大切にしたいことが決まったら、見学時に見ておきたいこと、スタッフに質問したいことをリストアップしておきましょう。

具体的に、ぼんちょの場合はどのようにリストアップしていったかを紹介します。

大切にしたいことその①:集団よりも個の活動を大切にして本人のスキルを伸ばしてくれること
  • 通所支援計画はどのように立ててどのように評価されるか
  • 個別療育を実施する場所や環境の設定
  • 個人のスケジュールの使用状況
大切にしたいことその②:将来のために楽しめる・集中できる作業や遊びを見つけられるような環境と活動があること
  • 余暇活動のスペースの状況
  • 課外活動の種類や頻度
大切にしたいことその③:職員に余裕があること
  • 事業所内が清潔で整理整頓されているか
  • 利用者数に対する職員の数

このように家族として大切にしたいことを満たすために必要となる項目を見学の時に確認できるようにリストアップしておくと安心です。

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放課後等デイサービスの見学時に確認すべきポイント

実際に放課後等デイサービスを見学してみて確認しておくと良かったことを項目別にまとめます。

施設環境
  • 清潔感:事業所内が清潔で整理整頓されているか
  • 安全対策:危険な場所がないか、バリアフリー、脱走対策
  • 構造化:活動ごとに場所が設定されているかどうか
  • 設備の充実度:余暇活動スペースの状況、おもちゃや自立課題の種類
スタッフ
  • 人数:必要な支援を行えるだけの人員が配置されているか
  • 資格保持者の有無:保育士、児童指導員、作業療法士など
  • コミュニケーション:質問への回答や説明がわかりやすいか
  • 人柄:子どもを任せたいと思えるかどうか
利用者
  • 利用者層:どれくらいの年齢が多いか、男女比、障害の程度
  • 年齢の上限:何歳まで利用可能か
  • 表情や態度:楽しそうに過ごしているか
療育内容
  • 中心になる活動が何か:学習支援、日常生活における自立支援、就労体験、運動、ソーシャルスキルなど
  • 使われている手法:ABA(応用行動分析)、TEACCH、PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)、感覚統合など
  • 個別・集団:個別活動と集団活動の割合
保護者支援
  • 情報共有の仕方:連絡帳の内容、懇談の頻度
  • 保護者に対する勉強会:開催の有無、内容
  • 学校との連携:ケース会議の実績、学校訪問の有無
利用ルール
  • 送迎:送迎の有無、送迎範囲
  • 食事の提供:夏休みや土曜日
  • 利用時間と日数:平日と休日の利用時間、週あたりの利用可能日数、曜日ごとに利用者層が決まっているか(年齢別や学校別)

これらについて確認できると安心ですね。

さらに、見学にお子さんを連れて行った時の「お子さんの反応」と「お子さんに対するスタッフの対応」も大事な確認ポイントです。

放課後等デイサービスを見学するときの参考になると幸いです。

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見学の時に持って行って良かった物

見学の時に、放課後等デイサービスのスタッフから子どもの障害のことや特性について尋ねられることがあります。

もちろん口頭で正しくわかりやすく伝えられるならそれでも構わないのですが、「サポートブック」がある場合は持参するとスムーズです。

※サポートブックとは何か?サポートブックの作り方はこちらの記事で説明していますので参考にしてみてください↓

見学は時間も限られています。

初めて会う相手に、スムーズにお子さんのことを伝える手段を持っておくことをおすすめします。

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まとめ

今回は、放課後等デイサービスを選ぶ時の情報収集方法と見学する時のポイントについて紹介しました。

この記事は、実際に放課後等デイサービスを利用しているぼんちょの経験ををもとに作成しています。

皆さんのお子さんの放課後等デイサービス選びの参考になると幸いです。

もし、何かお気づきの点がありましたら、お問い合わせページよりお知らせください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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このブログの作成者
パトまめ

重度知的障害の男の子を子育て中の母です。
ブログでは知的障害の子と一緒に楽しく暮らしていくためのヒントを紹介。

ぼんちょは特別支援学校に通う1年生。
地域の小学校に通う小3の兄と両親と4人暮らし。
発語はなく療育手帳A判定です。
こだわりがあり想いが通らない時はちょっぴり怒りながらも本人は楽しそうに生きています。
よく笑う、愛されキャラ。

療育での取り組みや学校での生活、福祉サービスの利用、使用して良かったアイテムなどについて紹介します。

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