
特別支援学校の通学リュックを途中で買い替えた経験をもとに、おすすめ30リットルサイズリュックを比較しながら紹介します。
支援学校の通学リュックでよくおすすめされるのは30リットルサイズです。
今回は、支援学校入学後に通学リュックを買い替えた経験も踏まえながらおすすめリュックをブログで紹介します。
そもそも、入学時に購入する時の通学リュックに30リットルは大きすぎるかも!?と心配な人はこちらもチェックしてください。
特別支援学校におすすめの30リットルサイズ通学リュック一覧
支援学校通学におすすめボックスリュック
支援学校の通学リュックとして「ボックスリュック」がよくおすすめされます。
理由は3つあります。
- 荷物を入れやすい
- ファスナーの開け閉めがしやすい
- 水を弾き耐久性の優れた商品が多い
特によくおすすめされているのは「THE NORTH FACE BC Fuse Box II」という商品。

支援学校のお子さんでこちらのリュックを使用しているお子さんを実際に見かけますね。
実際に触っているとしっかりした作りで、耐久性にも優れていると確信できます。
ですが、実際にスポーツ用品店で手に取って検証した結果、それよりもおすすめできるリュックを見つけました。
それは、「デサント(MoveSport)スクエアバッグ30」というシリーズです。
ノースフェイスや他のリュックとの違いは次のとおりです。
| ノースフェイス | コールマン | デサント | |
| 重さ | 約1065g | 約970g | 約870g |
| 値段 | 約12,800〜19,000円 | 約7,700〜12,500円 | 約5,300円〜13,800円 |
| カラーバリエーション | 豊富 | 少なめ | 豊富 |
| 商品 | ![]() | ![]() | ![]() |

デサントのリュックには、重さや値段以上におすすめしたいポイントがあります!

デサント(MoveSport)のボックス型リュックの他とは違う特徴はメインのファスナーの位置です。
・他のリュックとは逆向きの位置
・フックに引っ掛けた状態でふたをガバッと開いたままにできる
つまり、自分で荷物を出し入れすることを教えるのには持ってこいの形状なのです。

多分この位置にファスナーがついているのはデサントだけ。
デサント(MoveSport)・・・メッシュ素材
ノースフェイス・・・不透明なフラップ付きポケット。
デサントのメッシュポケット、伸びがよく深めで水筒も入ります!
そして中身が見えるので、学校やサービス利用先で「ぼんちょが脱いだソックス」や「ポケットから出したポケットティッシュ」も入れられています。

あれ?どこに入ってる?ってならない!一目瞭然。
デサント(MoveSport)・・・外側にファスナー付き
ノースフェイス・・・蓋を開けた内側
圧倒的に取り出しやすさの勝敗はデサントが上。
ただしこのポケットは不透明です。
朝の送迎時のアクシデントに備えるタオルを入れるなど、サッと取り出したいものを入れるのに適しています。

忙しい朝に限って水筒からお茶が漏れる現象に誰か名前をつけてほしい。
これらの理由から、支援学校で使用するのにおすすめな30ℓサイズのボックスタイプの通学リュックとしては、圧倒的にデサントを推します。
支援学校通学におすすめのその他の形状のリュック
「ボックスリュック」がよくおすすめされる中、あえて他のリュックを選ぶ理由ってなんでしょう?
・重さ
・デザイン

このあたりが理由かな・・・?
反対に「ボックスリュック」がおすすめされる理由ってなんでしょう?
・ガバッと開く
・耐久性
・ファスナーが少なくわかりやすい

私が思う理由はこのあたり。
コールマンのアメリカンクラシックは、「ボックスリュック」と同様に「ガバッと開く」「耐久性」「ファスナーが少なくわかりやすい」という特徴を持った唯一の30リットルリュックです。
重さは約510g。
デサントのボックスリュックより300gほど軽いですね。
テフロン加工がされた500デニールのコーデュラ生地で、強度もバッチリです。

胸ベルトが無いのは要注意。100円ショップでも手に入ります。
支援学校の通学リュックについているファスナー。
ファスナーがたくさんついているか少ないかでメリットが変わります。
| たくさんある | ・分けて物を収納できる |
| 少ない | ・開けるファスナーを迷わない ・物をしまうときに1箇所に入れれば良い |
結論、お子さんによって選択するのが良いということです。
ですが、私個人の意見としては、ファスナーが多すぎるリュックはおすすめしません。

大人でもありますよね。「あれ?どこに入れたっけ?」ってなること。
ミズノのバックパックは、薄手の着替えが入るくらいのフロントポケットが入っています。
メインポケットとフロントポケットの2つの大きな収納があるのが特徴です。
支援学校では放課後に放課後等デイサービスや日中一時支援を利用する人も多いため、放課後の荷物だけをフロントポケットに入れられるのは便利な使い方といえます。

ただし、おむつが必要など放課後の荷物が多い人は入らない可能性も。
重さは約620gです。
ポリエステル素材なので一般的には耐久力もあり型崩れしにくい素材といえます。
30リットルという大きいサイズのリュックはシューズ収納など不要な収納がついていることもあるため購入する時に注意してくださいね。
特別支援学校に向けて30リットル容量の通学リュックを購入する前に気をつけてほしいこと
本当に子どもが背負えるか?
特にこれから支援学校に入学する人に向けてお伝えしたいです。
30リットルのリュックサックは、とても大きいということを。
入学したての1年生には大きすぎる可能性があります。
途中で買い替えることだって可能です。
2つ購入して、その日の荷物量によってリュックを使い分けるという方法もあります。
なので、「支援学校だからリュックは30リットル」という固定概念は捨てて一度よく考えることをおすすめしたいです。

ぼんちょは実際2年生の途中に25リットルサイズのリュックが破損。買い替えとなり、30リットルのデサントのリュックを購入しました。
色は目立つ方が良い
支援学校の通学リュックとして30リットルサイズがおすすめされるからか、他のお子さんとリュックが被る可能性があります。
おすすめは黒以外。
でも、どうしても汚れが目立ちにくかったり、飽きがこなかったりと黒は人気で選ばれがちです。
なので、黒を選択する場合は、特徴的なキーホルダーや顔写真入りのネームプレートなどをぶら下げるとお子さんにとっても先生にとってもわかりやすくなります。

ぼんちょのリュックはオレンジっぽい黄色。
↓こちらの記事もご一読ください
30リットル容量の通学リュックを使用した実際

荷物はたくさん入る
当たり前すぎることですけど、荷物はたくさん入ります。
ぼんちょも自分で荷物を出し入れすることが増えました。

学校の先生も「荷物が入れやすくなりました〜」と言われていましたね。
重すぎて背負うのも拒否する日も
大きいからたくさんの荷物が入ります。入ってしまうのです。
大人でも「重っ!」と思わず声に出るくらいの重量になっていたことがありました。
当然、ぼんちょは背負うの断固拒否。
自分で背負うことを目標にするのであれば、荷物を分散させて背負える分だけ背負うとしたほうが良いです。

荷物がいっぱい入っても背負えなかったら困るから、体が大きくなるまではリュックをサイズダウンするのもありかも。


まとめ
支援学校の通学リュックは、30リットルサイズが定番と言われています。
今回は30リットルサイズの中でのおすすめリュックを比較して紹介しました。
今回比較した中で、特におすすめできるのはデサント(MoveSport)のボックスリュック。
重さや値段だけでなく開閉のしやすさやポケットの配置が際立っており、「自分で荷物を出し入れする」習慣づくりに最適な構造でした。
とはいえ、ボックスタイプ以外でも、軽さやデザインを優先したい場合は他の形状のリュックが合うこともあります。
ファスナーの数や収納方式も、向いている子・向かない子がはっきり分かれるポイントです。
さらに、色選びや、1年生に本当に30リットルが必要なのかといった点も、後悔しないために欠かせない視点。
必要に応じてサイズを変えたり、途中で買い替えたりする柔軟な対応も十分アリです。
実際に30リットルを使ってみると、荷物はしっかり入る一方で、重さによって背負うのを嫌がる日があるなど、良い面・難しい面どちらも感じました。
お子さんが無理なく使えるリュックを選ぶ視点もとても大切です。
この記事が、あなたのお子さんにとって本当に使いやすい通学リュックを選ぶヒントになれば嬉しいです。
ぜひ、通学の快適さと「自分でできた!」を増やせるリュック選びをしてみてくださいね。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!








