
特別支援学校2年生のぼんちょ。こどもチャレンジを始めました。
子どもが知的障害だとしても「こどもちゃれんじ」を受講することは可能です。
実際に「こどもちゃれんじ」を始めた重度知的障害と診断されたぼんちょの経験をもとに、知的障害の子どもが「こどもちゃれんじ」をするときに親が知っておくと良いことについて紹介します。

知的障害のある子が「こどもちゃれんじ」を始めるには?
- 子どもに合っている教材を選定
- 申込み方法はインターネットか電話
知的障害のある子が「こどもちゃれんじ」を始めるのに必要な情報をまとめます。
子どもに合っている教材を選定
- 生活年齢(実際年齢)よりも発達年齢
- エデュトイ(付録の知育玩具)の内容
教材の選定のために参考にしたことです。
発達年齢でコースを絞る
ぼんちょの発達年齢(何歳相当の発達か)を基準に考えました。
ちなみに「こどもちゃれんじ」の教材は年齢別でコースが分かれています。
- 0・1歳向けの「baby」
- 1・2歳向けの「ぷち」←ぼんちょが受講
- 2・3歳向けの「ぽけっと」
- 年少向けの「ほっぷ」
- 年中向けの「すてっぷ」
- 年長向けの「じゃんぷ」
本来なら実年齢でコースが決まりますが、重度知的障害の場合はそれだと教材が合いません。
ぼんちょは「baby」「ぷち」「ほっぷ」が候補でした。
エデュトイ(付録の知育玩具)を確認する
「こどもちゃれんじ」には付録でエデュトイ(知育玩具)が付いてきます。
もともと「こどもちゃれんじ」をやってみようと思ったのも、このエデュトイの質が高いからでした。

通っている放課後等デイサービスや日中一時支援に誰かのおさがりの過去のエデュトイがあり、ぼんちょもいくつか気に入って遊んでいると聞いていました。
候補になるコースのエデュトイ(知育玩具)を確認したところ、「ぷち」のエデュトイが今のぼんちょにとっては一番興味がありそうでした。

申込み方法は?通常の申込みと何がちがう?
- インターネットで申込みが可能
- 生年月日が範囲に入っていなければ電話で申込み可能
申込みの注意点について詳しく説明します。
インターネットで申し込む場合
基本的にインターネットで申込み可能です。
生年月日の欄がこのようになっています。

2025年5月現在、フォームから申し込もうとすると生年月日の項目には2019年〜2025年までの生年が候補リストにあります。
ですので、この範囲内に生年がある場合は申込むの時に実際の生年月日を入力して申込めばOKです。
こちらから申し込み可能です↓

ちなみにぼんちょは、該当する生年がリストにありませんでした。
なので、電話で申し込むことにしました。
電話で申し込んでみた体験談
ぼんちょはインターネットから申し込もうとしたところ、生年月日でつまずいたため、電話で入会申込をしました。

知的障害がある特別支援学校の2年生なんですけど、「こどもちゃれんじ」の「ぷち」を受講希望です。申し込めるでしょうか?

お問い合わせありがとうございます。もちろん大丈夫ですよ!
こんな感じで電話でも入会申込をすることができました。
また、電話では次のような確認もありました。

実はベネッセでは「まるぐランド」というひとりひとりの特性に合わせた新たなコンテンツもスタートしています。こちらではなく、「こどもちゃれんじ」の「ぷち」への入会でよろしいでしょうか?

はい!「まるぐランド」についても知ってはいますが今回はエデュトイに魅力を感じているのとまだまだ身辺自立を頑張っている段階なので「ぷち」で大丈夫です。
「まるぐランド」は今のぼんちょには難易度が高いです。
ですが、発達障害や特性のあるお子さんのための自宅で学習できるコンテンツはまだあまり無いため、小学校に通われているお子さんにはおすすめです。
知的障害のある子が「こどもちゃれんじ」を受講するときの注意点
- 「こどもちゃれんじ」は基本的に自動更新
- 再度同じコースを受講したい場合は連絡をする
- 受講途中で合ってないと感じた時にはコース変更もできる
注意点について説明します。
「こどもちゃれんじ」は自動で更新されて翌年度の教材が届く
「こどもちゃれんじ」は退会手続きをしない限り自動更新され、翌年度の教材が届きます。
なので、とりあえず1年だけ受講するつもりだった場合は退会手続きをしましょう。
退会手続きは退会したい月の前月5日までに電話
再度同じコースを受講したい場合は連絡をする
電話で申込みをした際に窓口の人から言われました。

「こどもちゃれんじ」は自動的に次の年齢のコースに進みます。もしも同じ年齢のコースを再度受講したい場合は前月5日までに電話連絡してください。
もしも次年度も同じコースを受講する場合は忘れずに電話連絡しましょう。
受講途中に教材が合っていないと感じたらコース変更ができる
難しくて1つ前の年齢のコースに変えたい
簡単すぎて1つ後の年齢のコースに変えたい
などのコース変更も可能です。
年度途中でも変更は可能ですので、変更したい月の前月5日までに電話連絡しましょう。
実際に教材に取り組んでみた
- 定番のしまじろうのぬいぐるみ
- ことばトランク
2025年度の「ぷち」のメインのエデュトイです。
ぼんちょの反応は果たして・・・!?
定番!しまじろうのぬいぐるみ

ぬいぐるみは初見では基本興味を持ちづらいのですが、このしまじろうのぬいぐるみは音が出るため最初から興味津々。研究していました。
しまじろうの中に入っている音声装置には「子どもの名前」を録音することができます。私もすぐに録音しました。
ここ1年くらいで名前を呼ばれた時に反応する頻度が増えているぼんちょ。
しまじろうに録音された名前の呼びかけにも、「自分の名前の音声が流れている」と理解できるようになったら嬉しいなと思っています。
コイン入れが好きな子には嬉しい!ことばトランク

ぼんちょはコインを入れるなどプットイン動作のおもちゃが大好き。
やっぱり食いつきが良かった・・・!
こちらのことばトランクのコインは少しずつ増えていくようです(4月は動物、5月は野菜・・・)
こちらは入れると音声が流れます。行動に対して反応がすぐ返ってくるおもちゃ、最高です。
「こどもちゃれんじ」のエデュトイはやはり質が高かった・・・!と感動しています。今後も楽しみです!
まとめ
重度知的障害の小学2年生のぼんちょが、「こどもちゃれんじ」の「ぷち」を受講し始めた経験をまとめました。
知的障害でも子どもに合ったコースを選べば「こどもちゃれんじ」の受講は可能です。
特にエデュトイは子どもの発達を促すためによく考えられたおもちゃです。
何か自宅で取り組んでみたいなと思っている場合にはおすすめできます。
もし、「こどもちゃれんじ」の受講を迷っている・記事を読んでみて興味が湧いたというご家庭のみなさまにとって少しでも参考になることがありましたら幸いです。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!