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知的障害児と家族のお出かけプラン3選と持ち物リスト

eyecatch 障害児と暮らすヒント
障害児と暮らすヒント
パトまめ
パトまめ

重度知的障害児「ぼんちょ」はお出かけが好きな子です。
でも準備なしに出かけると失敗することも・・・

ぼんちょ
ぼんちょ

みんなで楽しく出かけられるように準備よろしく!

この記事はこんな人におすすめ
  • 障害のある子どもとの休日の過ごし方がネタ切れ
  • 知的障害児とお出かけしていけれど大変
  • 知的障害の子どもと出かけるときのお出かけグッズが知りたい

重度知的障害児「ぼんちょ」と家族で楽しめるお出かけプラン家族で外出する時の工夫をブログにまとめます。
今回は、障害のある子だけと出かけるのではなく「家族で」出かけることを目的として記事を書きます。

実際に重度知的障害児ぼんちょとこれまで生活してきて、比較的楽しめる屋外活動プランやお出かけのコツを紹介します。

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知的障害児と家族が楽しめるお出かけプラン3選

その1|家族みんなで近所の散歩

休日に家族みんなでお散歩。コースはだいたい決まっています。

重度知的障害児の「ぼんちょ」にとって、近所のお散歩は日々のルーティンです。
やることがない時に家族全員で運動もできるし、ぼんちょも慣れているから一番気軽にできる外出です(我が家の場合)。

意外と家族で会話も弾みます(ぼんちょは発語なし)。

パトまめ
パトまめ

近所の人に運良く会えたら声をかけてもらったりして刺激にもなるし、家族丸ごと覚えてもらえるのもメリットです。

その2|家族みんなで公園へのお出かけ

ぼんちょは公園では遊具で遊ぶよりも草や枝を拾う方が好きです。
なので、ぼんちょと外出するときは、遊具は少なめで草や木が茂っている公園を狙って行くことが多いです。

そういう公園は人も少ないことが多く、時間帯を考えずに外出先として選べるのがメリットです。

広い公園で草を集めています。なぜか枯れたやつばかり選んで集めてますね・・・好みが謎

ですが、ぼんちょ兄も一緒に遊びに行く場合は、遊具がある公園に行きます。

その場合、注意したいのは複合遊具がある人気の公園に行く時。
なるべく混む時間帯を避けるようにしています。

一番良いのは、早朝
10時になるとグッと人が増えます。なので9時より前に到着して1時間以上遊んで帰るプランが我が家には向いています。

人気の芝滑りも、朝一番の時間は貸切状態。もちろん季節なんかも関係するとは思いますが、時間や時期を工夫すると楽しめることもあります。

その3|家族みんなで屋外イベントへの参加

家族みんなで地域で開催される屋外イベントに参加することがあります。
重度知的障害児ぼんちょを含む我が家が参加しやすいイベント次にようなイベントです。

おすすめ屋外イベントの特徴
  • 行政主催のイベント
  • 福祉に関係するイベント
  • 音楽演奏の催しがある
  • キッチンカーなどフードコーナーがある
  • 会場が広くて人で密になりにくい
パトまめ
パトまめ

ちなみに地域のイベント情報は支援学校から持ち帰ることが多いです。
なんとなく支援学校から案内されたイベントだと安心して参加できます。

行政主催のイベント

障害者への配慮があることも多く、安心して参加することができます。

福祉に関係するイベント

いつも福祉業界の皆様にはお世話になっています。だ
から地域のイベントに行くとぼんちょ関係の知り合いに会えることが多いです。

安心感、半端ない!

イベントという非日常で出会う知り合いのありがたみは絶大です。おすすめです。

音楽演奏

音楽演奏は、完全にぼんちょの好み。
屋内のホールなどでの鑑賞は難しくても、屋外だとだいぶハードルが下がります。

この1年間、吹奏楽はもちろん和太鼓なんかまでたくさん鑑賞しました。
その甲斐あってか?支援学校でゲストを呼んでの演奏があった時もベンチ椅子に座って真剣に鑑賞できていたのだとか。

いつか家族で屋内での鑑賞にも挑戦してみたいです。

キッチンカーやフードコーナー

食べ物の提供がある屋外イベントはありがたいですね。

理由は、イベントでぼんちょ兄が楽しむ間、ぼんちょに待っていてほしい時に食べ物をつまみながらだと待ちやすいからです。
ぼんちょの場合は活動と活動の間に食べることで気持ちの切り替えのきっかけにもなりやすいです。
あとはいつもと違った雰囲気の中で食べる経験が積めることも、ぼんちょにとってはメリットですね。

会場が広くて人で密になりにくい

屋内イベントよりは屋外イベントの方が混みづらいです。

パトまめ
パトまめ

ぼんちょはここ1年間でたくさん地域のイベント参加に挑戦しました。

イベントは行ってみないとどうなるかわからない部分も大きいです。
毎回親として若干緊張しながら臨みますが「ぼんちょにとっても家族にとっても何事も経験」と思って挑戦しているところです。

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知的障害児との行き慣れていない外出に挑戦!?あると安心できる準備アイテム

行き慣れていない外出とは、あまり普段行くことのない公園やテーマパーク、屋外イベントなどです。
近所の散歩や慣れた公園以上にしっかり準備をします。

知的障害児とのお出かけ用持ち物リスト

我が家の重度知的障害児ぼんちょとのお出かけ用持ち物リストは次のとおりです↓

お出かけ用持ち物リスト
  • 療育手帳
  • ヘルプマーク
  • スペシャルニーズバギー
  • 紙皿
  • 食具(慣れたスプーンフォーク)
  • エプロン
  • おしぼり
  • ゴミ袋
  • おむつ
  • おしりふき
  • 着替え
  • タオル
  • おやつ
  • おもちゃ

多い!!!

多いけれど備えあれば憂いなし。
もちろん準備しても上手くいかなかったこともあります。

でも持ち物は、挑戦する勇気を出すためのお守りみたいなものですね。
お出かけが家族みんなにとって楽しい経験になりますように」と願いを込めて準備しています。

このリストの中でも特に我が家にとって大事な準備アイテムを紹介します。

重度知的障害児と暮らす我が家の必需品スペシャルニーズバギー

我が家が欠かさず持って出かけるものがあります。
それは・・・スペシャルニーズバギー!!!

耐荷重50kgまでの優れもの。

我が家ではありがたみが感じられる存在として「バギ太郎様」と呼ばれています(安易なあだ名)。

バギーを持って出かける理由
  • 椅子がなくても、待っていてほしい時に座らせることができる
  • 動けなくなった時、歩けなくなった時の対策

重度知的障害であるぼんちょに「待っててね」と言った場合に、立ったままだと難しいです。
ですが、都合よく椅子があるとも限りません。

イベントは人が多くて並ぶこともあります。
ぼんちょ兄にはぼんちょを気にせず楽しんでほしいです。

そんな時にいつでも座れる環境を作るために、屋外イベントやテーマパークにはバギーを持って出かけるようにしています。

バギーがあると、キッチンカーなど野外で食事をする時にも大活躍!
パトまめ
パトまめ

ぼんちょの場合はバギー乗るのも歩くのも好きなので、バランスよく活用できています。
ぼんちょが50kgを超える頃には、ぼんちょ兄の方が家族と共に行動することも少なくなるとは思います。
ぼんちょ兄のやりたいことも尊重したい今の時期に活躍してくれています。

重度知的障害児とのお出かけには食事アイテムを入念に準備

公園でおやつを食べたり屋外イベントで食事をする場面があります。
室内と違う環境で食べる場合に上手く食べられずイライラすることがあります。

それをやわらげるために食事アイテムは念入りに準備しています。特に我が家が必ず持っていくのは

紙皿

ぼんちょはお皿がある方が食べやすいです。
キッチンカーで買ったものもお皿に少しずつ取って食べる方が地面への落下が防げます。

空腹は機嫌の悪さにもつながります。
外出時には食べやすい工夫ちょっとしたおやつを携帯することは我が家では欠かせません。

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知的障害がある子と外出するときのコツ

お出かけのコツ
  • 子どもの特性を理解する
  • 本人の「好き」を活かしてプランを立てる

知的障害の子どもの特性を理解する

子どもに知的障害がある場合、その子の特性を理解しておくことが大切です。
理解しておかないと、外出先で他人に迷惑をかけてしまったり、楽しめずに終わるなんてことも・・・

パトまめ
パトまめ

我が家も何度もお出かけを繰り返しては反省してぼんちょの特性を理解しているところです。
特性がわかってくると、その子に必要なお出かけの準備がわかってきます。

本人の「好き」を活かしてプランを立てる

子どもに障害があるかどうかに関わらず、我が子が何が好きで何なら楽しめるのかを研究して、それに合わせて家族の休日プランを立てていくことに尽きると思います。

パトまめ
パトまめ

ぼんちょだけでなく、ぼんちょ兄が何が好きで何なら楽しめるかも、もちろん研究します。ぼんちょにとって楽しめるかどうかわからない場所に行くときは、本人が大好きなおやつを持って行きます。お出かけ先に興味あるものがなかったとしても、おやつを外で楽しく食べることが楽しい経験になることもあります。

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まとめ

重度知的障害児「ぼんちょ」と家族で楽しめるお出かけプラン家族で外出する時の工夫をブログにまとめました。
今回は、障害のある子だけと出かけるのではなく「家族で」出かけることを目的として記事を書いてみました。

散歩や公園、地域の屋外イベントなど外出経験を増やすことが、本人にとっては将来の余暇活動のバリエーションを増やすことにもつながるかもしれません。
そして家族にとっては、一緒に外出することでその子のことをより理解できたりスムーズに外出できる方法を考えるきっかけになります。

重度知的障害児のぼんちょはお出かけが好きですが、障害が重い故にトラブルに発展する可能性もあるため外出にも工夫が必要です。
これからも工夫しながら外出経験を積んでいきます。

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最後まで読んでくださりありがとうございました!

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