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スペシャルニーズバギー「コンセプトチェア」を使用してみた!

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障害児と暮らすヒント

知的障害があるお子さんと外出した時にその場から動けなくなって困ったことありませんか?

少しその場所で待ってほしい時に「座る場所があれば待つことができるのに・・・」と思ったことはありませんか?

今回は、そんな時に我が家では大活躍の耐荷重50kgのスペシャルニーズバギー「コンセプトチェア」について紹介します。

この記事はこんな人におすすめ
  • 「コンセプトチェア」の購入を検討していて実際のサイズ感や使用感が知りたい
  • 30kg以上の子どもが乗れるバギーについて知りたい
  • 障害児と外出する時のハードルを低くしたい
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50kgまで乗れるスペシャルニーズバギー「コンセプトチェア」とは?

実際にコンセプトチェアに乗っているぼんちょ
身長124cmですがこんな感じで乗っています!

「コンセプトチェア」は、生後6ヶ月から50kgまでの人が利用できるバギーです。

価格は2025年2月現在、

60,500円(税込)

「Koncept Store Baby コンセプトストアベビー」というマクラーレン修理センター直営、マクラーレン製品と ランバイクのストライダーを始め、子供の乗り物、用品を専門とするお店のオリジナル商品です。(会社詳細はこちら

ぼんちょが「コンセプトチェア」を購入したのは2023年9月のこと。

もう1年半くらい使用していてベテランですので、

についてご案内します。

実際のサイズ感|車に入る?子どもが乗っても安定してる?

一番気になるのは車に積めるかどうかではないでしょうか?

私が愛用している車はダイハツ ムーブ(軽四)です。

では、スペシャルニーズバギーを車に載せてみますね。

結論をお伝えしますと、ダイハツムーブの後ろの荷台には載せられませんでした

なので、まずは後部座席に載せます。

軽自動車の後ろに乗せたコンセプトバギーの画像
コンセプトチェアを後部座席に乗せてみました。

後部座席、載ります。

続いて前座席に載せます。

軽自動車の前に乗せたコンセプトチェアの画像
軽自動車の前座席にコンセプトチェアを乗せてみました。

こんな感じで前座席も載せることが可能です。

ちなみに我が家は2台車があります。

私が普段乗っている軽自動車には基本パトまめ(運転手)・ぼんちょ兄・ぼんちょの3人が乗るため、前座席や後部座席に載せられるならOKということで購入を決めました!

ぼんちょ
ぼんちょ

お父さんの車なら後ろの荷台にも載せられます!

楽天市場のストアのページで実際にサイズはこのように表示されています。

コンセプトチェアのサイズの画像
https://item.rakuten.co.jp/konceptstorebaby/konceptchair_red/より引用したスクリーンショット

ちなみに公式ストア掲載の画像によると畳んだ時の厚みが30cm、長さが117cm

実際にぼんちょが使用している商品を測ってみても、公式ストアの表記は正しいサイズ表記ということがわかったのでこちらに掲載されている表記は信じて大丈夫ですよ

コンセプトチェアの使い方

実際に購入を考えられる場合には使用する時の難易度も気になりますよね。

安心してください。

広げるのも畳むのもパトまめひとりで楽勝でした!

コンセプトチェアの広げ方
  • 手順1
    コンセプトチェアが広がらないように留めている留め具を外す
    コンセプトチェアの使い方の手順1留め具を外す
  • 手順2
    持ち手を起こすようにして広げます
    コンセプトチェアの使い方の手順2持ち手を持って本体を広げる
  • 手順3
    本体背面の金具を手で動かして真っ直ぐにする
    コンセプトチェアの使い方の手順3本体背面の金具を手動で真っ直ぐにする
  • 手順4
    本体前面足元の金具を手で動かして真っ直ぐにする
    コンセプトチェアの使い方の手順4本体前面足元の金具を手動で真っ直ぐにする
  • 手順5
    足置きを車輪の上の金具にはめて取り付ける(金具は三段階調整可能)
    コンセプトチェアの使い方の手順5車輪の上にある金具に足置きを取り付ける
  • おまけ
    ストッパー付きです!ストッパータブを上げたら出発!
    おまけ。ストッパーの写真。車輪のストッパーをあげたら出発できます。

重さはどうかというと、めちゃくちゃ軽いわけではないです。

でも、女性1人で車から降ろしたり積んだりは問題なくできます

持ち運ぶ時は、畳んだまま転がすこともできますが、我が家は広げた状態で荷物を載せて移動することも多いです。

ちなみに畳む時に足置きは外して分離しなければなりませんが、足置きは画像のように挟んでおくと一緒に運べて便利です。

足置きを外した時に持ち運ぶ時の保管方法の画像
ここに挟んでおけば落ちることもなく、コンパクトになります!

用具給付対象ってどういうこと?

コンセプトチェアを販売している楽天市場の公式ストアに記載がある「用具給付対象」について説明します。

結論から言うと、知的障害の診断や療育手帳のみの子どもはこの制度の対象になりません。

「用具給付」とはすなわち「補装具費支給制度」のことです。

補装具費支給制度

障害(児)者が日常生活を送る上で必要な用具(補装具種目一覧に定められたもの)について、一部を公費で負担してくれる制度のこと。利用者は原則1割負担で利用者のひと月の上限負担額は37,200円と定めれられている。この制度を対象になるのは身体障害者手帳を持っている人や難病の診断を受けている人です。

参照:厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/yogu/aiyo.html

この制度を利用するには身体障害者手帳や難病の診断書が必要です。

もし知的障害だけでなく補装具を必要とするような身体障害もある場合は制度の対象になる可能性がありますのでお住まいの市町村に相談してからの購入をおすすめします。(申請前に購入した場合は対象になりませんので注意!)

コンセプトチェアのレンタル情報

コンセプトチェアをレンタルしている業者は2025年2月現在、見つけることはできませんでした。

試して買いたい人は、東京の実店舗に行けば試せるとのことです。

とはいえ遠方の人にとっては現実的ではないので、レンタル事業を切望します。

おし、コンセプトチェアのレンタル情報を見つけた方がいましたら一報ください!

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スペシャルニーズバギーを利用して良かったこと

「コンセプトチェア」を利用して一番良かったことは、外出先でぼんちょ兄の気持ちを優先できるようになったことです。

外出先でぼんちょが地面に転がって動けなくなった時に、ぼんちょ兄にはまだやりたいことがあったとしても、

パトまめ
パトまめ

「ぼんちょがもう無理だから帰ろうか・・・」

と言って切り上げて帰ったことが数え切れないくらいありました。

正直、日常生活の中でも何かと我慢する場面がゼロではないきょうだい児のぼんちょ兄。

家族みんなで出掛けた時くらい、「ぼんちょ兄を優先する時間があっても良いのでは?」と考えました。

そこで知ったのがスペシャルニーズバギー「コンセプトチェア」の存在

値段も6万円前後するし、決して安くはないです。

でも幸いなことに、購入してみるとぼんちょも外出先で疲れた時などに抵抗なく座ってくれました。

座って待っててほしい時に、椅子が空いていなくても座ることが可能になりました。

家族で外出するハードルが低くなり、今まで最初から諦めていた遊び場やショッピングにも少しずつ出掛けられることが増えています

ぼんちょはだいぶ体も大きくなってきていて、大きい子がバギーに乗っていると不思議がられるかな?と思ったりしたのですが、意外と今のところ周りの目が気になったことはありません。

基本「ヘルプマーク」をつけているからかな?とも思います。

もしも気になる場合は、お住まいの自治体の福祉課で希望すればもらえる「ヘルプマーク」や「子ども車椅子」として利用していること伝えるのマークを利用することをおすすめします

「子ども車椅子」のマーク表示については国土交通省のポスターでも紹介されています。

「子ども車椅子」としてバギーを利用していることを周りに伝えるための「バギマーク」を販売されている「マムミニョンペッシュ」さんというお店もありますので、こちらで購入してつけても良いかもしれません。

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40kgの耐荷重のバギーを紹介

ここまで「コンセプトチェア」の説明をしてきました。

「コンセプトチェア」は本当におすすめする商品です。

でも値段が高くて勇気が出ない人のために、20kg過ぎた子が乗れる「コンセプトチェア」以外の商品を紹介していきます。

耐荷重40kg!生後6ヶ月から乗れるのバギー

40kgまで乗れるバギーがあることを最近知りました!

パトまめがスペシャルニーズバギーを探していた時にこのバギーの存在を知っていたら・・・もしかしたらこちらを検討していたかも!?

この商品の良さは畳んだ時のコンパクトさかなと思います。

40kgのバギーのサイズ
https://item.rakuten.co.jp/stylestream/my037/?s-id=bk_pc_item_list_name_cより引用のスクリーンショット

畳んだ時の一番長い長さが60cm、幅も18cmってすごくコンパクト!

足を置く場所は、楽天ストアの写真によると前輪の上のバーに足を載せて乗る仕様のようです。

値段も「コンセプトバギー」と比較して安価ですので、体重が40kg以下であるならばこちらの商品を検討してみても良いかもしれません。

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まとめ

今回は「コンセプトバギー」など、障害のある子が大きくなっても使用できる「スペシャルニーズバギー」について紹介しました。

これらのバギーは知的障害のある子どもとその家族が外出するのを助けてくれるアイテムです。

購入にお金はかかりますが、使い勝手がよく家族で外出するハードルを下げてくれることを考えるとおすすめできます。

現在家族での外出が大変で、「スペシャルニーズバギー」の購入によって問題を解決できる可能性がありそうなご家庭にとって参考になることがあれば幸いです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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