
重度知的障害児ぼんちょが楽しめるおもちゃを日々探しています。
今回の記事では2025年6月にダイソーで購入したおもちゃ(遊びアイテム)を紹介します。
同じものにハマるかどうかは、あなたのお子さん次第・・・としか言いようがないですが、
「ヘぇ〜こんな商品があるんだ〜」
と読んでいただければ幸いです。
重度知的障害のおもちゃ探しは大変だよ!

1人でできることは少なく・興味は狭い
重度知的障害のぼんちょと過ごす一番の悩みは「何をして過ごそうか?」ということです。
「え?子どもって放っておいても勝手に遊ぶでしょ?」
と思うじゃないですか?私もそう思っていました。
ところがどっこい。重度知的障害児は、
1人でできることが限られすぎている
興味が狭い
大人が意図した風には動かないぜ?

提供したおもちゃに興味を示すとも限らない。だから選択肢がたくさん必要だし、1つ1つにお金をかけられません。
代替案や強化子・モチベーションのためにもおもちゃが必要
特に困るのはお休みの日。
外出できない状況の時に「外に行きたい」と要求された時なんかには「外には行けないけど代わりにこれどう?」って他の代替案(選択肢)を与えて妥協してもらいたい時があります。
そういう時に、いつも自宅にあるおもちゃでは代替案にならなかったりします。
また、何かを頑張ろう・やってみようを引き出すための強化子だったりモチベーションを上げる時にも、本人が触ってみたくなるような目新しいおもちゃは効果的です。
重度知的障害児のために購入したおもちゃ|ダイソーで見つけて購入(2025年6月)
チェンジカラーボール
値段 | 300円 |
電源 | USB type-C(アダプタは自分で用意) |
特徴 | ボタンを押すたびに8色に色が変わる |
自閉症や知的障害の子に人気の(?)光るおもちゃ!
おそらく「光る おもちゃ」でAmazonで検索した経験のある保護者は多いはず。
こちらの商品300円にしてはとてもクオリティーが高いおもちゃでした。
ボタンの感触もすごく良くて、ポチポチ押して色が変化する様子は大人でも楽しい。
今流行りの(?)スヌーズレンルームを作るのにも使用できるアイテムだなと思いました。
光るおもちゃに興味があるお子さんに自信を持っておすすめできます!


ブロックBLOCK 240ピース
値段 | 500円 |
ピースサイズ | (縦)3cm×(横)3cm×(厚み)0.5cm |
おすすめポイント | ひたすら長くつなげることが可能! |
特徴としては「数字」「+」「−」「×」「÷」「=」「>」がピースに書かれていて、お子さんによっては計算を楽しみながらブロックで身につけることができます。あとは1〜6の数字を使えばサイコロにもなりますよ。
でも重度知的障害児にはそんなの関係ねぇ!
(重度知的障害の子でも計算できる子や数字がわかる子にとっては良いと思います)
- ひたすら横につなげられる
- サイコロにすれば積み木のように遊べる
- カラフル!色を楽しもう

小さ目のサイズ感ですが、ゆるすぎず硬すぎず、はめるときの操作性も良い感じおすすめです♪
ブロック(240ピース)(ダイソー公式)
ペタペタ!おふろシート
値段 | 100円 |
おすすめポイント | 正しくなくても良い感じにピースがはまる |
この手のおふろ用おもちゃは過去にも販売されており何度も購入したことがあります。
過去のものと比べて改悪点は「薄くなったこと」。
でも、それを上回る改良点は「どの順番でもピースが良い感じにハマるようになったこと」です。
過去の商品は、隣りあう道路(線路)パーツが違うものだとはめる時に違和感がありました(パトまめ調べ)。
それが現在の商品は違和感なく自由自在にはめられるようになったところがポイント高いです。

絵柄は少しズレるかな?という感じがあっても、はめる感じは違和感なく自由にはめられます。
これはたくさん買ったらもっともっと色々なコースになるし、長く集中して遊べるおもちゃになる可能性大です!
ちなみに我が家はお風呂では使ってません!
ペタペタ!おふろシート(のりものB)ダイソー公式
まごの手(アニマル)
値段 | 100円 |
おすすめポイント | 棒を伸ばしたり縮めたり・・・手の力がつくかも!? |
これをおもちゃにして良いのかどうか・・・(各家庭のご判断にお任せします)
我が家のぼんちょは長い棒状の物は興味持ちがち。そして手の使い方がまだぎこちないため、これで伸ばしたり縮めたりして手の使い方が学べないかと購入してみました!

プットインおもちゃ(はちみつポットとストロー)
材料費 | 200円 |
作り方 | ストローを良い感じの長さに切る。以上! |

ダイソーのはちみつポットとカフェストローがあれば一瞬でプットインおもちゃが作れます。
プットインおもちゃは重度知的障害児にとっては力強い味方です。
たとえ「プットイン」という動作が同じだとしても、容器や入れるものを変えると新鮮な気持ちで取り組めます。

ダイソーやセリアなどの100円ショップに行くたびに、プットインおもちゃを作れそうな容器と中身を探して歩き回るのはもう重度知的障害児を育てる親としての癖みたいなものです。

ネームプレート(ソフト名札とリボン)
材料費 | 300円 |
作り方 | ソフト名札にリボンを通す。以上! |
学校や園の保護者用名札・・・あれが重度知的障害児のぼんちょは大好き!
よく手に取りたがります。持って振って、それを見て感覚的に楽しんでいます(母は何が楽しいのか全く共感できないけれど本人が楽しいならば良し・・・)。

でもあのネームプレート、1つが100円もする・・・ということで、4枚入りのソフト名札を購入し、そこにリボンを通す方法で量産してみました。紐部分もリボンでカラフルにすることで、より楽しんでもらえたら良いなという気持ちです。透明だと味気ないから好きなキャラだったりお店のマークなんかを印刷して入れてみようかなと思います!
ソフト名札(名刺サイズ、4枚)ダイソー公式

まとめ
今回の記事では2025年6月にダイソーで購入した我が家でお迎えしたおもちゃ(遊びアイテム)を紹介しました。
重度知的障害の子は、
1人でできることが限られすぎている
興味が狭い
こういった特徴を持つために、集中して遊べるおもちゃが見つかりにくい傾向を持つ子も多いです。
集中して楽しめる物が少ないと、それがすなわち問題行動につながってしまったり1秒たりとも目が離せない状態へとつながりかねません。
また、遊べるおもちゃが増えることは、何かを頑張ろう・やってみようを引き出すための強化子となり得たり、問題行動やこだわり行動の代替(切り替え)に使えたりする可能性にもつながります。
ですが、だからといって市販のおもちゃを色々試しに購入したり数を増やすことはコストもかかります。
なので、100円ショップは重度知的障害児の子育てにとって強い味方です。
もし、同じように知的障害の子どもが興味を持てそうなことを探し中のご家庭にとって何か参考になることがあれば幸いです。ハマるかハマらないかは子ども次第。試行錯誤しながらトライアンドエラーの日々です!
よかったらXでも気軽にフォローしてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!