
冷却グッズの装着を嫌がる重度知的障害児「ぼんちょ」と試した冷感タオルについてブログにまとめます。
毎年40度近い気温になる夏。特に夏休みは出かけたい気持ちがあっても熱中症が怖いですよね。
そんな中、冷却グッズの装着を嫌がる重度知的障害児「ぼんちょ」。今回は、冷たいのが苦手なぼんちょと試した夏のお出かけに役立つ冷感タオルについてブログにまとめます。
冷却グッズが苦手なお子さんに冷感タオルがおすすめな理由は?
体を冷やすための冷却グッズには冷感タオル以外にもさまざまなアイテムがあります。
氷のう
保冷剤
ハンディーファン
クールネックリング
ネッククーラー(首掛け扇風機)
これらの冷却グッズは次の理由で子どもには使用が難しい場合があります。
- 冷たすぎて嫌がる
- 装着し続けるのを嫌がる
- 危ない(ハンディーファンの羽根)
一方、冷感タオルには次の特徴があります。
- 氷のうや保冷剤ほど冷たくはない
- 体にずっと装着しておく必要はない
- 安全
以上から、冷感タオルは子どもが使用するのに一番おすすめな冷却グッズだと自信を持っておすすめします。
冷感タオルの種類は?
冷感タオルは、体を拭くことで身体の表面温度を下げることができ熱中症対策になります。冷感タオルには次の種類があります。
冷感タオル | 水で濡らして持ち運び使用する |
使い捨て冷感タオル | 使用したいときに袋から取り出して使用できる |
どちらも冷やしたい・リフレッシュしたいタイミングで体に当てる・体を拭くなどして使用します。
冷たいのが苦手なお子さんへの冷感タオルのおすすめ情報
冷感タオルの使い方・おすすめポイントと注意点
冷感タオルは水に濡らして絞って持ち運びます。我が家では常に首に巻くというよりは、休憩する時に一時的に冷やすために使用しています。
おすすめの使い方 | ・ジップロックに入れて運ぶ ・保冷バッグに入れて持ち運べば常に冷たい ・リフレッシュしたい、冷やしたいタイミングで使用 |
おすすめポイント | ・柔らかい素材。氷のうや保冷剤ほど冷たすぎないのが子供には良い ・振ると冷たさが復活 ・乳幼児にも使える |
注意点 | ・首にずっとかけておくと服がびしょびしょに濡れる可能性がある |
冷感タオルのおすすめアイテムは?
おすすめ冷感タオルを紹介します。
中でも「ふりふり冷感タオル君」は最も冷たさが持続するタオルです。なんと濡らして振れば−13度の冷却効果。
ポリエステルとナイロン素材で洗濯しても色落ちしにくい素材です。
ただ、冷たすぎるのが苦手!なお子さんの場合は、冷たすぎるとかえって拒否ということもありますよね。
「アイスノンの極冷えタオル」は優しめのひんやり感なので、こちらを試してみても良いかもしれません。

冷めたいのが苦手なお子さんへの使い捨て冷感タオルのおすすめ情報
使い捨て冷感タオルの使い方・おすすめポイントと注意点
使い捨て冷感タオルは、ほとんどの製品には除菌成分が入っている特徴があります。
なので、冷却効果だけでなく汚れを拭き取るのにも使用できます。
おすすめの使い方 | ・リフレッシュしたい、冷やしたいタイミングで使用 ・使い捨てかつ除菌成分が入っているため汚れを拭き取るのにも使用できる |
おすすめポイント | ・柔らかい素材 ・冷たさが持続する成分が入っている |
注意点 | ・乳幼児は使用不可 ・感覚過敏がある子どもには刺激が強すぎる可能性 |
使い捨て冷感タオルのおすすめアイテムは?

使い捨ての冷感タオルのおすすめアイテムを紹介します。ただし、次に紹介するタオルはエタノールが使われています。なので、使用するのは小学生くらいになってからが推奨されています。我が家では次のタオルを試しました。
エスカラット 極寒タオル | 48×25(cm) | ひんやり感強め。数回拭いたらその後もひんやり感が続く。 |
シーブリーズ アイスタオル | 48×25(cm) | 拭いた直後はひんやり。でもそこまで強くはない。 |
ビオレ 冷タオル 無香性 | 46×20(cm) | 一番優しめのひんやり感。 |
上が一番ひんやりしていて、下が一番優し目のひんやり感です。ぼんちょは一時的に拭くのはどの商品も大丈夫そうでした。
ただし重度知的障害児ぼんちょは、感覚過敏がありません。ですが、お子さんによっては感覚が過敏で、冷たい刺激が苦手で痛く感じる可能性もあります。また乳幼児には使用できないという難点があります。
感覚過敏や乳幼児のお子さんにも試してほしい使い捨て冷感タオル
感覚過敏のお子さんや乳幼児にも使用できるノンアルコールの使い捨て冷感タオル「ビオレ 子どもも使える冷タオル」を紹介します。
乳幼児だけでなく、感覚過敏がある場合などはこちらの優しいタオルから使用することをおすすめします。

ちなみに支援学校では暑い時期は濡れたフェイスタオルで顔や体をふくことを学んだよ。冷感タオルでなくても濡らしたタオルで拭くだけでも多少の冷却効果はあるから、普通のタオルを濡らして拭くところから試してみるのもおすすめ。


まとめ
冷却グッズの装着を嫌がる重度知的障害児「ぼんちょ」と試した夏のお出かけに役立つ冷感タオルについてブログにまとめました。
ずっと冷却グッズをつけておくのが難しいお子さんもいます。そんなお子さんにも冷感タオルは試してみやすいアイテムです。ぼんちょは、帽子さえもつけるのが難しい時期がありました。なので、冷たいタオルは夏に欠かせないアイテムです。
使用する際には、優しいひんやり感のもの・アルコール無しのものから試すのがおすすめですよ。
読んでくださった皆様の夏が、楽しい夏になりますように!
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最後まで読んでくださりありがとうございました!