
特別支援学校の入学準備。やってよかった持ち物の工夫・用意して良かったアイテムについて紹介します。
今回は、実際に特別支援学校に通うぼんちょの経験をもとに、特別支援学校の入学準備としてできる持ち物の工夫や用意して良かったアイテムを紹介します。
※「特別支援教育就学奨励費」について知らない方は、学校用品を購入する前に必ずこちらの記事も読んでください↓
※特別支援学校の通学リュックの選び方については、こちらの記事を参考にご覧ください↓


特別支援学校の入学準備としてできる持ち物の工夫

特別支援学校の入学前や入学してからやって良かった持ち物の工夫を紹介します。
- 誰が見てもわかる通学リュックのネームプレート
- 巾着袋には名前だけでなく用途を書く
- ファスナーには引っ張りやすい紐をつける
詳しく説明します。
通学リュックのネームプレート

ぼんちょは通学リュックに「顔写真+名前」入りネームタグをつけています(自作)。
このネームタグをつけることで誰が見てもぼんちょのリュックと分かってもらえます。
また子ども本人にとっても自分のリュックだとわかる目印になるかもしれません。
- 顔写真と名前を印刷してラミネートしたもの
- ネームプレート(100円ショップ)
- カラビナ(100円ショップ)
通学リュックは色が被りやすいです。

特に黒。だから目立つ色のリュックがおすすめ。
入学当初などは特にどれが誰のリュックなのかがわかりづらいです。
なので顔入りネームプレートをリュックにつける工夫はおすすめです。
巾着袋には用途を書く
巾着袋には名前でだけでなく、必ず「巾着袋に入れるものは何か」がわかるように記入してください。
「この巾着袋には上靴」
「この巾着袋には給食用エプロン」
と親はわかっていても、先生や子どもは中身を出してしまうとわからなくなります。

なので、必ず何が入る巾着袋なのかがわかるように「ひらがな」や「イラスト」で表示をつけましょう。
最近は布プリなど印刷できる布シールもあるので、イラストを貼り付けることが可能です。

アイロン接着できる布プリはこちら↓
ファスナーには紐を追加
ファスナーに紐をつけるだけで、子どもにとって開け閉めのしやすさが違います。

100円ショップなどに売っている綿ロープでOK。
大きい通学リュックを購入する場合は子ども向けというわけではありません。
なので、ファスナーの持ち手が引っ張りづらい商品も見かけます。
その場合は持ち手にひもをつけることで改善できます。
特に用意して良かったアイテム
名前刺繍入りハンカチ
特別支援学校に入学するときに用意したもので一番良かったものは「名前刺繍入りハンカチ」です。

卒園した園でのお祝いの品が画像左側のハンカチでした。
右側のハンカチを追加で5枚購入。
刺繍の名入りハンカチをおすすめする理由は2つあります。
- 洗濯に強く名前が消えない
- 目立つ
ハンカチはよく落としたり他のお子さんと入れ違ったりしがち・・・
なので、ぼんちょには名前刺繍入りのハンカチを用意してとても良かったです。

お子さん自身がマークで自分の物を判別できる場合は「マークのワッペン」がついた商品もおすすめできます。
ぼんちょの特別支援学校では通学する時の服と特別支援学校で着替える体操服とにハンカチを入れておく必要があります。
なので、1日2枚。
ぼんちょはハンカチ6枚を使い回しています。

個人的にハンカチのサイズは一辺が15cm〜20cmのものがポケットに入りやすくおすすめです。
名前刺繍入り靴下

あなたは靴下に名前を書けと言われたらどうしますか?
靴下に名前をマジックで書く
靴下にシールで名前を貼り付ける
靴下に自分で刺繍をする
・・・etc
すべて試してきました。その結果を発表します。
| 名前をマジックで書く | ・書きにくい ・すぐ消える |
| シールで名前を貼り付ける | ・すぐ取れる |
| フロッキーネームを使用 | ・洗濯機で乾燥までかける場合は取れる ・素材によってはそもそもつかない |
| 自分で刺繍をする | ・手間 ・手縫い難しい |
| 名前刺繍を依頼する | ・料金はかかるがおすすめ |
いろいろ試した結果、靴下の名前については名入れ刺繍の依頼ができるお店で購入するという方法を一番おすすめします。

特にすぐ脱いでしまうお子さんには本当におすすめ。
子ども自身で荷物を管理しきれない分、支援学校の持ち物には常に名前をしっかり書いておくことが親としてできることです。
靴下は特に名前が消えたり取れたりしやすいものなので、刺繍が最も確実な方法といえます。
私はいつもこちらで購入しています。
他の方法に比べてお金はかかります。
ですが、何回も名前を書いたり貼り付けたりする手間からは解放されました。
過去に試した名前を貼り付けるための商品も紹介します。
我が家は靴下は洗濯機で乾燥しているので、より一層取れやすいです。
ですが、乾燥を利用しない家庭だと十分かもしれませんので良かったら試してみてください。

ハンカチや靴下や落としたり無くなったりしやすい印象。そして名前が消えやすい。皆さんの持ち物も無くなりませんように!
特別支援学校で使用するアイテム選びのポイント
特別支援学校で使用するアイテムを選ぶ時のポイントは次のとおりです
順番に詳しく説明します。
本人に合った形状のものを選ぶ
ぼんちょが通う特別支援学校では、学校から指定されるものといえば体操服くらいです。
あとの物については、「本人が使いやすいもの」「本人の状態に合うもの」を用意することが求められます。
例えば給食の時のエプロン。

ぼんちょの場合は、最初はタオルを首にかける形状を用意していました。
ですが、入学後に自分でスプーンやフォークを使える頻度が増えていったため、その分袖が汚れることが多くなってきたのです。
そこでスモックタイプのエプロンに変更しました。
このように1つ1つのアイテムについて、我が子に合うものは何かを考えて用意することが大事です。

入学後も子どもの成長や変化に合わせてアイテムも変えていくのがおすすめです。担任の先生と相談して選ぶこともできます。
ちなみにスモックタイプのエプロンは、ぼんちょの学校では図工でも持ってくるように指示がありました。
本人が気にいる物を選ぶ
本人の好みを取り入れることも大切です。
好きな色やキャラクターがある場合は、好みの色のアイテムやキャラクターがついているアイテムを選ぶのもおすすめです。
上靴については上靴として売られている商品を選ぶ必要はなく、スニーカーやサンダルを上靴として使用しているお子さんもいます。
ぼんちょは活動的なので脱げにくさ重視で選んでいます。
また、「教室で履く上靴=白」で「体育館シューズ=青」など色分けできるかどうかも重視しました。
上靴の色と使う場所が結びつくルールにいつか気づいてほしいと思ったからです。
結果こちらの上履を購入しました。

好みで購入したら良いけれど、脱げやすいものとすべりやすいものはおすすめしません!
特別支援学校入学を期に、我が子の好みについても一度見つめ直してもいいかもしれませんね。
※特別支援学校の入学・環境の変化に備えてできることをまとめた記事もよかったらどうぞ↓
※特別支援学校の入学前懇談で先生に伝えておくべきことをまとめた記事もよかったらどうぞ↓
まとめ
今回は、特別支援学校に入学準備としてできる持ち物の工夫やアイデアについて紹介しました。
持ち物は本人にとっても先生にとっても管理しやすくしておくことが大切です。
本人に合った持ち物が揃えられると良いですね!
この記事は、特別支援学校に通っているぼんちょの実際の経験をもとに作成しています。
特別支援学校で使用するアイテム選びのポイントなど参考になることがありましたら幸いです。
もし、何かお気づきの点がありましたら、お問い合わせページよりお知らせください。
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最後まで読んでくださりありがとうございました!









